1949-05-17 第5回国会 衆議院 運輸委員会 第21号
この標津、斜里間鉄道は、運輸系路上並びに拓殖上の必要と、沿線における資源の開発を目的をしまして、第七十議会、昭和十二年三月に建設費予算に計上された線路であります。このうち斜里、越川間は路盤工事竣工し、越川、熊の巣間は土木工事に着手いたしましたが、戦争のため、資材、資金その他の関係から、工事請負を解約して中止いたしております。
この標津、斜里間鉄道は、運輸系路上並びに拓殖上の必要と、沿線における資源の開発を目的をしまして、第七十議会、昭和十二年三月に建設費予算に計上された線路であります。このうち斜里、越川間は路盤工事竣工し、越川、熊の巣間は土木工事に着手いたしましたが、戦争のため、資材、資金その他の関係から、工事請負を解約して中止いたしております。
○藤井説明員 日本海側の糸魚川と長野縣の大町を結ぶいわゆる大糸線は、第四十五議会におきまして林産、農産、鉱産等の資源を開発するとともに、運輸系路上の見地から、郵便鉄道として予算に計上された古い歴史の線路でありまして、このうち大部分開業いたしましたが、未完成のところは小瀧、中土間のわずか八十キロであります。
○藤井説明員 この二俣、佐久間間は第五十一議会大正十五年三月に林産、鉱産等の資源を開発するとともに、運輸系路上見地から、建設費予算に計上ざれた鉄道であるが、爾來資金、資材、労力等の面から計画通り工事に着手できなかつのである。当局としては二十三年度の建設線は全面的に工事中止のやむを得ない次第であり、この鉄道はまだ測量もいたしておらないので、急速に着手することは困難である。
○藤井説明員 この二俣、佐久間間は、第五十一議会、大正十五年三月に林産、鉱産等の資源を開発するとともに、運輸系路上の見地から建設費予算に計上された鉄道であるが、爾來資金、資材労務等の面から、計画通り工事に着手できなかつたのである。 当局として二十三年度の建設線は全面的に工事中止のやむを得ない次第であり、この鉄道はまだ測量もいたしていないので、急速に着手することは困難である。
○田中(茂)政府委員 この鉄道は、第六十五議会で資源開発並びに運輸系路上の見地から、建設費予算に計上せられまして、そのうち添田、彦山間、及び夜明、大行司間は開業いたしましたが、残りの彦山、大行司間のうち、釈迦嶽隧道の一部分を除いて、大部分はすでに土工工事を完了いたしました。
次に右左府、御影間鐵道敷設の請願でありますが、これは去る六十九議會にやはり請願事項として出ておりまして、同時に建設費に計上されました邊富内、御影間の鐵道の一部でございまして、本路線の完成は、本地方の交通路といたしましては、運輸系路上竝びに産業開發上に及ぼす利益は、まことに甚大であります。